食品用MRI;豚の肩ロースの脂肪交雑(サシ)
Update : 2008年12月23日 (03:50 AM)
豚の肩ロースって霜降りなの?としばし感嘆。おいしいものには3D構造があります。MRIは美味しさのもとを可視化できるツールです。
Update : 2008年12月23日 (03:50 AM)
豚の肩ロースって霜降りなの?としばし感嘆。おいしいものには3D構造があります。MRIは美味しさのもとを可視化できるツールです。
Update : 2008年12月09日 (06:51 AM)
食品用MRIで、お米粒の吸水現象の時間変化を撮像してみました。3粒のお米を、試験管内に固定して水に浸しましています。結構な空間分解能と信号コントラストが出ていると思います。こうやってみますと、米粒って結構、MRIには大きいのかもしれません。さて、静磁場強度はいくつでしょう?
かっぱえびせんのMRIを試みました。左図は水平断層像であり、5本のかっぱえびせんが見えてます。右図は、縦に並んだかっぱえびせんを3Dレンダリング表示したもの。油分が分布しているのがわかります。
食品関係の雑誌、”食品工業(;光琳)”の紙面に論文が掲載されています;インターネット上には無いようです。ご興味の方は図書室などでどうぞ。別刷りの御請求は歓迎いたします(*郵送費をご負担いただく場合がございます)。
Ⅰ. コンパクトMRIによる冷凍食品の解凍過程-野菜-:小泉ら(2005) 食品工業, 48: 56-72.
Ⅱ. コンパクトMRIと水分の少ない食品-パンと菓子-:小泉ら(2008)食品工業, 51:30-49.
Ⅲ. コンパクトMRIによる冷凍食品の解凍過程-肉類-:小泉ら(2008)食品工業, 51:62-74.
1Tesla-MRIは、高磁場MRIに劣らないユニークな装置に仕上がってきていることがお分かりになると思います。臨床用MRIとはまた違った面白さがあります。以上。
農水省アグリビジネス補助金(H15-H17)によって立ち上がった食品用MRIですが、1T60mmが現在も順調に稼働しています。低磁場への拡張をもとめて現在、鋭意開発中です。
Update : 2008年05月27日 (09:36 PM)
本日は、リウマチ用MRIを食品用MRIとして使用し、お寿司のMRIを実施してみました。食材は、近所のカスミで購入した¥500円のお寿司セットのうち、マグロ赤身(右;Maguro)、いくらの軍艦巻き(中央;Salmon roe)、そしてリファレンスのための¥100円のお赤飯のおにぎり(左; red-rice ball)です。
静磁場強度0.3Teslaの装置で、撮像シークエンスは3D-GradientEcho、撮像時間約11min、マトリクス512x256x64、TR/TE=40/6ms、空間分解能0.4x0.4x0.8mmです。示している画像は、ネタののっている上側のスライスと、中心付近のスライス。
おにぎりの画像内部で、上下の画像を比較してみますと、米の密度ムラがあるのがわかります。また小豆がところどころに点在しているのも見えます。いっぽうで、軍艦巻きと握りのシャリの密度の差も多少ありそうな感じにも見えますし、イクラとマグロそのものも画像になっています。そのうち画像から味がわかるような未来は来るのでしょうか。おコメの粒の向きの統計解析、なんかが可能になると面白いかもしれません;どうやって画像認識させて数を数えるのでしょうね。。。ということで撮像オペレーションの半田さん大変ありがとうございました。
以上。