製品情報:実験動物用ガス麻酔システム(主にマウス・ラット用)[販売中]

Update : 2019.01.22 (19:52:06)

Posted : 2018.04.25 (16:08:26)

記事作成 2018-04-25

麻酔器カタログ(HP用)_OP前麻酔BOX追加_20180510S

前麻酔BOXカタログ_20180510S

20190121_MRTe気化麻酔システム_取扱説明書マニュアル 😆


弊社はこの気化麻酔システムについて,国内200台以上の製造販売実績があります。ご購入後にすぐに安心してお使いいただけます。

2001年頃に弊社代表取締役が,北米Jackson研究所で永久磁石式小型MRIのデモを行ったときにヒントを得ました。その時までは腹腔内注射での麻酔でしたが,弊社製MRIのデモに際しJackson研究所からお借りできた気化麻酔装置を使うことで実験用小動物用MRIで安定したデータを得られるようになりました。これをなんとかわが国で使えるように製造し,販売を始めたのがこの製品の始まりです。販売を担当していた会社の業務再編のため,弊社から直接に販売し,またメンテナンスも行うこととなりました。

※本製品は基礎実験用であり、動物用医療機器としての使用はできません。*薬液は弊社からは販売しておりませんので別途,然るべき業者からご購入下さい。

◆弊社実験用ガス麻酔システムは、空気を圧送するコンプレッサーとその流量を制御するフローメーター、そして麻酔の気化器で構成されています。

◆吸入麻酔薬は、イソフルランを使用しています。(イソフルラン,品名:フォーレン)

◆コンプレッサー(参考仕様)

定格圧力:1.0Kgf/㎠ 最高圧力1.2Kgf/㎠,吐出空気量:5.2ℓ/min,側面の下のほうにスイッチが付いています。

◆フローメーター(高精度)

マウスでは,最小計測可能流量0.5ℓ/minで用います。

◆麻酔ガス気化器(国産品)

麻酔濃度を任意の値に調整可能です。調整可能な最小値は0.5%程度。定期校正・定期メンテナンスに対応しています。

◆前麻酔ボックス(国産特注品)

マウス/ラットを入れて,麻酔の導入を行う小箱です。別途オプションでの販売も致しておりますので,経年劣化の場合は買い替えをご検討ください。