筑波大学学園祭にて骨密度計測(MRI);巨瀬研

Update : 2008.10.11 (16:29:03)

Posted : 2008.10.11 (16:29:03)

今年も筑波大学学園祭(雙峰祭;そうほうさい)の季節がやってきました。2001年より、巨瀬研ではMRIによる骨密度計測を学術企画として行っており、データ比較のためにQUS(超音波)によるデータも取得されています。MRIによる骨密度計測は、画像計測を用いて海面骨骨密度を皮質骨の影響無しに計測することができる、知る人ぞ知る大変にユニークな手法です。いっぽうで、まともにデータを取得できる装置はもちろん市販されておらず、世界的にも巨瀬研か、類似の先行研究としてPen大のF.Wherli教授らのVirtualBoneBiopsyでしょう。小職はもろもろの事情でこの企画には表からは参加しておりませんが陰ながら応援しております。さて、見づらいですが、添付の写真のように、右からQUS、真中に0.2T踵骨MRI、左に橈骨MRIになります。合計の計測で25分くらいかかりますが、常連さんのお客様もいらっしゃるようで、盛況のようです。同窓の冨羽氏はこのデータを含めて学位を取得されています。幅広い年齢層で計測数も多く、貴重な資料となっているようです。月曜日まで行われているようですので、みなさまもいかがでしょうか。午前中の早目に予約されても実際の計測は午後になるようですが。
PS.この数か月、ブログの更新が進んでおらず大変恐縮です。
Gakuensai2008.JPG