iRobot ROOMBA; ロボット掃除機 ルンバ

Update : 2010.01.02 (14:29:44)

Posted : 2009.12.21 (14:36:28)

iRobot社ルンバ527

iRobot社ルンバ527

 皆様お久しぶりです。
バタバタと忙しさに感けてブログの更新が出来ずにおりました。さて最近、iRobot社のルンバ527を使ってみましたので使用感を紹介致します。
ルンバはご存知の方も多いかと思いますが、iRobot社が販売する円盤型の御掃除ロボットです。箱を開けてまず思ったのが、その大きな筺体です。掃除機なのですから、良かれ悪しかれそれなりの大きさが無いと、走行パワー、安定感、およびゴミの吸引力などのあらゆる点で都合が悪い事が、使ってみると分かります。ただし、その大きさがゆえに走破できない、椅子の間や、棚の下の狭い空間があることも事実です。足回りは、ストロークのある直径7cmφ程の駆動後輪が2個と、支えの小型前輪が1個です。後輪を手で回すと、昔に遊んだラジコンのような、ギギッーというモーター音が鳴り、どことなく安心感があります。後輪がしっかりしているため、2~3cmほどの段差は、うまくすると乗り上げて何とか進む努力をするようです。つまり絨毯の上に乗り上げることはできるようです。写真の右奥に、扇風機が写っていますが、これに乗り上げてガシガシと扇風機のスイッチを前輪で押してしまうほどの威力がありました。
実際の掃除の動きですが、部屋をある程度片付けて、ルンバが走行しやすい環境を作りだしてあげることが必要です。ニッカド電池への充電を終えて、開始ボタンを押すと、ポヨポヨ、と返事をして動き始めました。動きにはもちろんある程度の規則性があるようで、最初は螺旋を描きながら回転半径を広げて、どこかにぶつかるまで走ります。ぶつかった後は、なるべく壁を伝うように、壁際を念入りに攻めている感じがします。もちろん、塵や埃は壁際にたまりやすいでしょうから、掃除機としては良いのだと思います。動きをよく観察していると、どことなくカブトガニが浅瀬を徘徊しているような気配があります。平らな場所でも、ゴミが多い場所は、センサーが働いて入念に清掃するようですが、じっさいのところはまだ試していません。掃除の成果は上々で、特に小さな塵を収拾するのが上手なようです。愚直に時折何度も同じ場所に掃除機をかけていくおかげで、そのような小さな塵を集めることが出来るのでしょう。といったところで、面白くなって、のべで4部屋目を掃除しようとしたところで、バッテリー切れのアナウンスが流れました。ニッカド電池なので、完全放電までは充電し内容が良いのですが、バッテリーメータがあると便利だと思いました。今後の改善を期待します。忙しい中で、助っ人が増えた感じがしました。マネジメント好きな人にはお勧めです。