製品紹介(compactMRI/コンパクトMRI); 小型MRIコンソールと永久磁気回路6兄弟姉妹

Update : 2012.01.31 (23:06:09)

Posted : 2012.01.26 (16:20:43)

記事作成 2012-01-26

記事更新 2012-01-31 10:39:32

私(左上)はコンパクトMRIの司令塔であるコンソールです。つくばで生まれました。超音波診断装置のような大きさで手軽に使えないか?という発想で大きさ(筐体、電力)を考えてあります。つまり、小型MRIコンソールの元祖であり、MRIは大きいもの重たいものという既成概念を変えた、「コンパクトMRI (compactMRI)」という言葉の源でもあるのですよ。Windows95(Microsoft社)の時代から縦型超電導磁石や臨床用MRI超電導磁石たちと一緒に仕事をしてきたけど、永久磁石磁気回路とは特に相性が良いみたい。最新モデルはWin7で動作するDigitalコンソールにグレードアップされているんだ。

私(右上)は現在開発中の三女「みえるちゃん」です。今度、永久磁石を使った小型MRIの検出部(磁気回路)として活躍しているのお兄ちゃんお姉ちゃんたちを紹介してゆきます。メインテナンスが簡単で維持費も限りなく抑えてありますよ。すべての磁気回路はこのコンソールさんと組み合わせることが可能で、食品用MRIや小動物MRIとして動作できるのです。すごいでしょ。もちろん、それぞれ個性があるので、被写体の大きさや特徴等のユーザーの皆様のご要望を充分に聞いてこそ100%の性能が引き出せます。MRIは計測できない被写体(金属や空気、水油分をほとんど含まないもの)がありますから、事前にご相談くださいね。とはいえ、静磁場がやさしいので、これまでの超電導式MRIに比べれば計測可能な境界はかなり広いかな。兄弟たちが網羅しきれない樹木枝などの被写体は、別の磁気回路(従兄弟たち;0.12T/17cm, 0.2T/25cm, 0.3T/80mm, 1T/25mm,  1T/100mm他)もいますから、emailでお問い合わせください。

計測アタッチメントの追加で、小動物MRIや食品用MRI他への応用はさらに加速します。使い方はいろいろ、永久磁石を使った汎用型のコンパクトMRI!