2009年5月GWに伴う休業につきまして
Update : 2009.12.20 (01:38:50)
Posted : 2009.04.30 (09:39:48)
5月1,7,8日は、GWによる休業となりますのでご了承ください。emailは受信いたします。
コンパクトNMR/MRI研究開発 株式会社エム・アール・テクノロジー MRTechnology, Inc

株式会社エム・アール・テクノロジーは、量子生命科学に挑戦しながら、コンパクトNMR/MRIを研究開発しています。 1999年の設立以来あらゆるNMR/MRIの実用化の可能性に挑戦しています。医療、生物学、そして環境に新技術の展開をご希望の方はemailにてぜひご連絡ください。産業、食品については将来を見据えた研究を行います。
Update : 2009.12.20 (01:38:50)
Posted : 2009.04.30 (09:39:48)
5月1,7,8日は、GWによる休業となりますのでご了承ください。emailは受信いたします。
第13回 NMRマイクロイメージング研究会
第13回NMRマイクロイメージング研究会プログラム...
Update : 2010.03.22 (09:28:58)
Posted : 2009.04.22 (17:13:09)
<第13回NMRマイクロイメージング研究会のご案内>
医療・生命分野から工業的な応用分野まで幅広いスペクトルで利用されているMRI。高機
能計測や高性能機器の開発によって、その応用範囲はますます広がりつつあります。
本研究会では、最新のNMR/MRI計測技術や応用研究を広く紹介し、研究討論を行います。
NMR・MRIに関心のある方はどなたでも研究会に参加できます。皆様の積極的な参加をお
待ちしております。
【日時】 平成21年7月25日(土)
【場所】 キャンパスイノベーションセンター国際会議室 (東京都港区芝浦3-3-6)
【会場アクセス】 ●JR山手線・京浜東北線 田町駅(徒歩1分),●都営三田線・浅草線 三田駅(徒歩5分)
4.11.コンパクトMRI10周年記念シンポジウムが盛況...
Update : 2009.04.14 (22:52:32)
Posted : 2009.04.14 (22:52:32)
皆さん、つくば近くの歴史公園ワープステーション江戸をご存知でしょうか?つくば方面から高速谷田部インターチェンジを通り過ぎ、突き当たりのつくばみらい市南太田にあります。結構有名なTVドラマや映画もこの場所で撮影されています。以前はかなりお高い入場料だったのですが、現在は大人¥400円とリーズナブルになり、割引券を印刷してゆけばさらに安くなります。JAFの会員割引もあるようです。突然な話題でちょっと困惑されたかもしれませんが、実は学術関係者にも朗報です。先日に海外からのお客さんがいらっしゃったので、このワープステーションへお連れしたのですが、なかなかの好感触。筆者の思い込みかも知れませんが、御満足いただけたような気がします。つくばからですと通常なら日光観光とか千葉の歴史博物館とかのコースとなり、結構な距離があり草臥れてしまいます。ところがこの江戸なら、つくば市中心からも車でTX守谷駅からも30分以内と大変な近場です。もちろん映画などの撮影中は見学できないエリアもあるのですが、俳優女優さんらの見える距離まで立ち入ることができますので、撮影の緊張した空気を味わうこともできます。念を入れるなら事前に電話確認をしておくという手もあるかもしれません。
Windows 7 will be in stores beginning October 22nd
Update : 2009.04.14 (22:19:01)
Posted : 2009.04.14 (22:19:01)
先日、大学の近くで宿舎リヤカーを見かけました。これらは筑波大学学生宿舎が保有するもので、希望者は無償でレンタルすることが可能です。レンタカーが借りられない貧乏学生には大変な人気者。リヤカーにはペンキで、追越、平砂、一ノ矢の宿舎名(平仮名だったかもしれません)とcarナンバーが書き込まれています。近年、あまり目撃する機会がなかったのですが、過日に偶然に出くわして嬉しさの余りに撮影してしまいました。被写体の方、後ろ姿なのでご容赦ください。その昔に在学中に先輩に聞いた話では、1985年頃には、このリヤカーを引いて、東大通りのジョイフル本田まで資材の買い出しに行くことがあったということです。当時はゲンチャリを持っていれば東京に行ける、というような価値観もあったようですので、作り話とも思えません。筆者の在学中は、「車を買うか、車を持っている友人を持て」という文句がありましたが、最近はTXのおかげで、学生の生態も大きく変わってきているはずです。
PS.ちなみに筆者が学類生時代に宿舎事務所でただで借りられるものが他にありました;室内用のペンキとローラーです。
VISTA;ReadyBoostの実施;CF-Y5
歴史公園ワープステーション江戸;NHK系の撮影所
Update : 2009.12.20 (14:16:41)
Posted : 2009.04.13 (22:44:13)
WindowsReadyBoostの機能をレッツノートCF-Y5に使ってみました。調べてみたのは、
・メルコの小型USBメモリ8GB
・TRANSCENDのSDHCカード16GB、クラス6
・pqiのCFカード4GB
です。使えたのはSDHCだけ。小型USBメモリは転送速度が遅く不適。メルコはTurboUSBの技術を持っているということでこの小型のメモリにも期待したのですがだめでした。CFカードはPCMCIAスロットではreadyboostにそもそも対応していないらしい。SDHCカード内には、4GBものファイルが作成されており、HDDを補助するキャッシュとしての機能させられていることがわかります。16GBのSDHCでも最大で4GBしかreadyboostには使用することはできないので、残りの12GBはまったく余剰のようです。キャッシュによって痛めつかられてきたHDDの負担が少しは軽減されるならありがたい話です。いっぽう、SDカードスロットはデジカメのデータ読み込みに使用するため、readyboost化して容易に抜き差しできなくなってしまった事実に少し残念に思います。しばらくデジカメは、データ転送のための専用USBケーブルのお世話になります。ReadyBoostで以前のPCの俊敏さが少しは回復した気がして多少は満足しています。いっぽうで、小型USBメモリのreadyboost対応のものが発売されることを切に願います。もちろん次期OSの登場も。VISTAを採用してしまって身動きが取れなくなってしまった方々へのご参考になれば幸甚です。つまり、速くても長いUSBメモリをノートPCに挿しっぱなしにすることはできませんから、SDHC(class6)4GB以上を購入していただいてSDスロットに挿しっぱなしにして、readyboostを使用すればよいという結論です。
また、その後、このCF-Y5のHDDをWD2500BEVEから、WD3200BEVE (320GB 9.5mm)へ換装しました。手法は去年と同様で、リカバリDVD-ROMの力を借りています。Acronisを使い、1日で無事に終わりました。

2009/04/11 コンパクトMRI10周年記念シンポジウム
Update : 2009.04.13 (20:01:45)
Posted : 2009.04.13 (20:01:45)

4月11日にコンパクトMRI10周年記念国際学術シンポジウムを、つくば国際会議場にて開催いたしました。弊社は1999年4月15日に設立登記されましたが、コンパクトMRIの歴史と会社の歩みはほぼおなじだと考えています。この10年が節目となるように思いきったシンポジウムです。遠路お越しいただいた演者の先生方、聴講の皆様、会議場のスタッフの皆様には深く御礼を申し上げる次第です。*本写真提供者は安達聖さんです。
発表プログラムは大変に欲張ったもので、臨床用小型MRIから、デスクトップ型NMRまでの広い可能性を網羅いたしました。改めて感じ入ったことは、小型かつメンテナンスフリーになっての利点の数々です。
・これまでに設置できなかったような小さな診療室や、通常のクリーンルーム、低温室内へ持ち込める。
・磁気回路が小型になり、被写体と研究者の距離が近くなり、安心感や気楽さがある。
・磁器回路のオープン性が、被写体への負担軽減や、新たな被写体の撮像を可能にしてきている。
・設置占有面積が小さいので、他の計測装置と共存できる。ハイブリット装置も実現可能範疇にある。
・装置コストが下がったので、購入障壁が下がっているし、アプリケーションに予算を配分できる。
などといった部分です。これらは、一見、MRIのいわゆる研究開発事項ではないかもしれませんが、こういった自由度を獲得するためのダウンサイジングには、NMR/MRIのナレッジとその都度のデータの蓄積が必要になります。そのような試行錯誤で分かってきていること、および講演で公開された事実をまとめてみますと、
・リウマチ用MRIでは、撮像室ではなく診療室に設置できる大きさである。画質だけ言えば1.5Tの最適化された装置には敵わないかもしれないが、体の不自由なリウマチの患者さんに無理強いせずに、チェアに座ったままで撮像ができるという得難い利点を有している。また、導入/維持コストも、臨床機よりは低い。
・マウス・ラット用MRIでは、たとえばSPF内で、他の計測装置がある部屋に設置が可能である。被写体が目に見える位置で長時間の撮像を行えるという目視によるモニタリングは安心感がある。さらに、ESR-MRIや、PET-MRIなどのハイブリッド装置が実際に実現されている。他の装置との融合も可能かもしれない。このようなハイブリッドシステムの開発は、弊社の推すべき方向であると考えています。
・食品用のコンパクトMRIでは、多種多様な食品の特徴に対して、大きめのサンプルが扱える点と、T2減衰のコントラストが柔らかいという部分で、これまでの高磁場MRIに対して勝る場合があることが分かってきている。つまり両社は相補的な装置で、弊社のMRIは低磁場側を担当できる能力がある。コンパクトMRIは普通の実験室に導入できるので、手軽にデザインしたアプリケーションをすぐに実施できる気楽さがある。
・樹木用MRIでは、磁石よりも大きな測定対象を撮像できることを特徴としている。また、開放型のRFコイルを使用することにより、SNRを犠牲にしても、広範囲の領域をスキャンできるメリットを獲得している。小型クレーンと組み合わせることができれば、野外の樹木の枝をスキャンできるようになるかもしれない。
・雪氷研究用MRIでは、これまでMRIのサンプルとしては扱いが難しかった0℃以下のサンプルの取り扱いを上手にクリアしている。将来的には南極まで持ち込むという夢があるそうだが、実現可能な気がする。別研究では、筆者は飛行中の航空機内でMRI実験を行ったことがある;つまりやる気があればできる話であろう。冷凍食品の研究のMRIにも適用できるヒントがある気がする。
・小型NMRセンサーを用いた燃料電池研究は、安定度が向上してきている。オープン型の磁気回路で、燃料電池系が自由に設計できる利点が強い。もちろんB0方向による計測系の制限もあるが、これはRFコイルを工夫することにより、いろいろな実験ができそうである。
・片側解放磁石、超小型NMR磁石による、NMRアプリケーションへの取り組みは、やはりSNRや磁場安定性との戦いである。実サンプルへの応用にはまだ距離があるかもしれないが、代替計測手法がないので、決着がつくまで追いかけることになるであろう。
以上のような要約になるかと思います。
それにしても10年前には主磁場の磁石すらない状況でMRI装置を扱い始め、永久磁石を採用することで百花繚乱は言い過ぎかもしれませんが、少なくとも今回ご発表を頂戴したスピーカーの先生方には素晴らしい数々の研究開発を行っていただけるところまでやってきました。今度は5年度、10年後の将来を見極めながら進めたいと思います。
米国行きVISAもどきの話;ESTA電子渡航認証システム
VISTA;ReadyBoostの実施;CF-Y5
Update : 2009.12.20 (01:38:50)
Posted : 2009.04.13 (16:35:05)
コンパクトMRIの10周年記念となるシンポジウムが、4月11日(土)につくば国際会議場にて開催され盛況のうちに終了いたしました。参加者の皆様、演者の皆様、スポンサーの皆様、そして協賛の皆様、大変ありがとうございました。要旨集を販売いたしますのでご興味のある方はご連絡ください;部数に限りがございますので売り切れの際はご容赦ください。では、5年後、10年後にまたお会いいたしましょう。