ジャクソンラボ(Jackson-lab) 再びマウス用MRIのデモ

Update : 2008.06.19 (17:08:35)

Posted : 2008.06.19 (17:08:35)

JAX_first_image.jpg
米国ジャクソン研究所(BarHarbar)で開催される教育コースに、1.0T40mmのマウス用MRIを(再度)持ち込みます。数年前の秋に、弊社の永久磁石MRIである1T60mmを持ちこみ、最初にライブマウスの実験をした場所でもあります。これが現在のMRminiSAにつながっておりますので是非ともまた成功させたいところ。添付画像は、その最初に生きたマウスの撮像に現地で成功した時の画像です。3D-SEのわずか16枚スライスに、T1W画像で30分超、T2Wでは3時間も積算してようやく画像が撮れました。興奮して協力会社のA氏にダイアルアップの細々した接続でなんとか日本までemailさせていただいたのを憶えております。当時、生きたマウス撮像をつくばでも成功したことはなかったのですが、JAXで気化麻酔器に出会い、1時間超の信号積算が生きたマウスで可能になったことが勝因です。今回も米国のMRI関係のみならずイメージングの有名な先生方がいらっしゃるので、装置の良さをアッピールしてきたいと考えております。ということで、2008年6月25日から7月4日まで10日間は米国出張で不在です。
番外: Bar Harbarは本当に遠いですがいわゆるMaine-Lobsterは絶品でこれに関しては行く価値はあります。他の食べ物は・・・。茹でたロブスターをメルトバターなどにdipして食べると妙に美味。寒い土地ですので高カロリーが好まれるのでしょう。ところで、この海老を食べる時には甲殻類ですので甲羅をはずしていかなくてはなりませんが、割れるパーツがズワイガニと結構似ていて、食べてみると驚きます。子供の頃にカニに関してはさんざん食べ方を躾けられましたがまさか米国で役に立つとは思いませんでした。ちなみに1匹20USD程度です。