0.2T16cm-MRIの最新投稿論文;モモシンクイガとリンゴ果のMRI
Update : 2010年03月21日 (02:22 AM)
日本生態学会誌59(3)apple 0.2T-MRI
害虫がリンゴ果の中を食べ進んでいく様子が可視化できています。
Update : 2010年03月21日 (02:22 AM)
日本生態学会誌59(3)apple 0.2T-MRI
害虫がリンゴ果の中を食べ進んでいく様子が可視化できています。
Update : 2009年03月10日 (01:32 PM)
人気のコシヒカリ(上左)、米粒の真ん中に孔がある。餅米の方は孔がない(上右)。米粒と米粒の間には驚くほど大きな隙間が見えます。同じに見える一粒一粒のお米の中の水の量はバラバラ。
1T小型MRIは形態と水の分布を調べるために非常に優れた性質を持ちます。すなわち、分解能は高く、イメージの階調が多く、食品の内部を観るのに適した汎用性がある気楽なMRIです。
食べ頃には鱗葉に養分が沢山ある(左上)が芽が出ると鱗葉はスカスカになる(左下)。芽も根も眠っていた(MIP上)のに、芽と根と篭のような維管束が起き出した(MIP下)。養分を使うのは芽の根本(葉の成長点)と短い根。小型MRIは植物の生理現象も可視化できる。
T1強調イメージ(下左)では導管(水の通り道)だけが見え、T2強調イメージ(下右)では導管の内と外に分かれた篩管(養分の通り道)が見える。これはキウリやカボチャに特異的な複並立維管束です。これらの叩き分けができるなんて知ってました?
Update : 2008年12月27日 (11:12 PM)
氷点下で貯蔵されていた凍結ソーセイジを徐々に昇温して解凍過程を可視化してみました。凍った1HプロトンのNMR信号の減衰は速いので画像上では黒く抜けることになります。解凍後15分で、すでに全体的にかなり信号が出ていますが、油はまだ凍ったままのようです。解凍後115分では、油はしっかりと溶けて強い信号を呈しています。昇温の途中でコントラストが逆転しているのが判ります。
食品用MRIは、ご覧のような奇麗なイメージが取れる、そして中身が判る。つまり品質評価の手段になる、という事実。
1903年にヨーロッパで特許が取得されたというBaking-powderの作用も、MRIで見てみればこの通り。手作りケーキの中に、キメの細かい孔、荒い孔、色々あるのが見えます。切紙細工がなぜ美しいのか。それは目に入ってくる空間周波数に訴えかける要素があるから。では手作りケーキの空間周波数は舌に訴えかけている? はい、つまり”かたち”には味があるのです。MRIは美味さのもとになっている構造を可視化します。
3D-MR画像の中にきらりと光る連続的なものが見えたら、まずはMIPです(左図)。前後画スライス群の信号が邪魔にならないように部分的にMIPをかけてみる(右図)。それにしてもおもわず見惚れる画像です。さくらんぼの種の中までしっかり見えています。1Tesla-MRIの実力の一部分です。
Update : 2008年12月23日 (03:59 AM)
リンゴの中に住んでいる害虫(幼虫)のMR画像です。
虫+果物の同時可視化、経時変化が追跡できるというのは画期的な、大きな事実です。
最新の研究では、大きなリンゴが測れる0.2Tesla装置で、幼虫は明瞭に見えています。
納豆の内部構造と周りのネバをMRIで可視化してみました。納豆を頑張ってかき混ぜると、ネバによって簡単にホイップができてミクロな構造ができる、つまり味が変わる。つまり、納豆はしっかりかき混ぜて食べる、が正解です。思い切りを欠いて、一粒だけ食べてたりしっかりかき混ぜなければ、美味しさのポテンシャルは発揮されません。