社員ブログ; BLOG

2008年NMRマイクロイメージング研究会 ようやく発表原稿できました

Update : 2008年07月26日 (02:45 AM)

本日の朝からの発表原稿がようやくできました。忙しい時に限って横から横から仕事が舞い込んできてとうとう只今完成。発表練習は明日の電車の中でブツブツと行うしかありませんね。emailの返事をお待ち頂いている方々、大変申し訳ありません、来週には対応できそうです。

2008年NMRマイクロイメージング研究会でしゃべります;お越しください

Update : 2008年07月15日 (08:53 AM)

2008年マイクロイメージング研究会で朝から一席行います。下記はプログラム。
http://mrlab.frsc.tsukuba.ac.jp/Microhome/12thNMRMicroImageProgram.pdf
小型NMR/MRIの最近の動向ということで題目を頂戴しました。拙稿をアップロードしておきますので、ご興味のあるかはどうぞ(ファイルをダウンロード)。当日は、MicroMRI、T2BioSystems、nanoMR、MR-Slutions、Magritekなどの海外勢を参照しながら、小型NMR/MRIの行くべき方向性を考察してゆきたいと考えています。準備期間が短いのでちょっと無理があるかもしれませんが、個人的に内容を充実させるべく構成を考えています。ぜひ青山学院女子短期大学まで御参集下さい。

compacTscan(コンパクトTスキャン) がまたまたテレビ出演

Update : 2008年07月07日 (11:41 AM)

compacT_sushi_handa.jpg 先日から予告いたしましたとおり、コンパクトTスキャンが食品用MRIとしてテレビデビュー。装置の画像が何度か提示されただけでなく、開発者の中心メンバーである半田晋也さんは結構な露出度合いで写っていました。テレビ取材への協力は結構に骨が折れますが、こういった地道?!な露出が将来展望へつながっていると期待して一歩一歩進んでいくしかないと考えています。他の画像計測手法と比較してMRIはちょっとなんといいますか高級感があって良いですね(我田引水)。ちなみに、一般人が握ったシャリ玉は、xxxが提供しています。いずれにせよ、関係者の皆様お騒がせいたしました。番組関係者の皆様、大変ありがとうございました。

大和ハウスがCYBERDYNE(筑波大VB)の総代理店契約を締結

Update : 2008年07月04日 (01:01 AM)

面白い記事があると連絡があったので筑波大フリークの皆様にお知らせします。
http://www.daiwahouse.co.jp/release/20080701103216.html

Jackson Labへの道3 (1T40mm-80kg)

BLOG0698_1T40mm.JPG Bar Harborも3日目となり、いよいよ、装置のデモとなりました。前回のデモは、見晴らしの良い実験室の南側での実験だったのですが、今回はなんとSPF。また、面倒なことをするものだと感じる一方で、そのような場所に持ち込めてしまうのが弊社の装置の良いところ。午後の本番のためにいろいろと準備をしたところ、外来ノイズがなかなか消えないので、原因を追究していましたら、なんとトリマコンデンサのノブがアンテナになっていることが判明。急きょ銅箔シールドを追加し、見事に退治することに成功。RFコイル20mmφ用のマウスホルダと麻酔マスクをJAXの担当者に見せると、「こんなものが使えるのか?」と半信半疑でなかなか使おうとしないので少しまいりましたが、無事にマウスがフィットするのを見て安心したようです。ちなみに、1T40mm装置の横には、XENOGEN社のIVISが設置されており、前回の再現で、ほかならぬ因縁を感じました。ちなみに、東大医科研の動物実験施設のSPFでも、IVISと弊社1T100mmが同じ部屋の隣に並んでいます。
1:30pmからいよいよデモの開始。NIHのMRIで有名なとある先生が待ち構えていたように訪れて、根掘り葉掘り質問の攻勢を浴びせられ、こちらも負けずにいろいろと応戦していました。なにやら、サーフェイスコイルとアディアバティックパルスを組み合わせたような装置をやってみたいようなことをおっしゃっていました。たしかに送信側RFのインホモから解放されるので、ソレノイドコイルでもアディアバティックパルスはよいのかもしれませんが、リフォーカス調整が面倒そうなので、しばし様子を見ています。そのほかにも、「これってCT?」、「こんな小さいMRIがあるのか?」、「すごい」、などの日本と同じようなコメントがたくさんあり、日米の差はほとんどないのではないか、と感じる部分もあり。大変に熱心に質問を繰り返された人も多く、3:30pmまでの2時間を終えたことには、クリーンルーム用着衣の使用もありかなり疲労しつつも、充実したデモを終えたと思います。事前に仕込んでおいた、1T40mmでのプリモビスト使用のマウス画像が非常に好評で助かりました。Kさん、Sさん、撮像ありがとうございました。
それからパッキングに取り掛かり、磁石の梱包をその場で行い45分でSPFを退出、15分ですべての荷物を1階まで移動し、コンソール類の梱包に着手。途中、セキュリティの警備員が作業中のわれわれ2人を疑いに来るも、SteveA氏の人徳により軽く放免。米国で購入したコンソールラックが頑丈なので強烈に重く、これを木台にのせてパッキングするのに1時間を要し、6:00pmには疲れ果ててJAXを退出できました。
ということで、朝3時にホテルを出発し、Bangor空港、ボストン空港を経て、現在、JFK空港のラウンジにてBLOGのエントリーを書いています。福島さん、Steve、Andrew、二歩さん、吉岡先生、JAXの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。これだけ複雑な旅程を組んだのは、米国経由で大西洋を超えた往復した学生の時以来、久しぶりの話でした。

Jackson lab への道2

Update : 2008年07月02日 (10:14 AM)

Jackson研究所(BarHarbor)に来ています。”Frontiers in Microscopy: Whole Animal Imaging”という4日間の集中セミナーですが、受講者は36人、講師が18人、これに加えて我々など企業の人間がいくらか混じっているようです。午前中にレクチャーを聴いていたのですが、GFPで光る仔猫の画像が出てきたときには少し焦りました。ネズミなどでは慣れていましたが、やはり人間の実生活に近いものが光ると驚きます。子ブタも光ってました。本日はMRI関連の講義が多く、しかし話は結構に難しい話で、やればやるほど生物学者の腰が引けるのを感じます。小型の簡便なスキャナーの普及は本当にやり遂げなくてはならないようです。講師として、アランジョンソン博士、マークヘンケルマン博士、ダグモリス博士らMRIのプロが参加しているので、明日のMRIデモではなんとか存在感をアッピールできればともくろんでいます。
さて、アルバカーキ市から木曜午後に発送したシステム一式ですが、昨日中(月曜)に届かず、なんと本日(午前6時)にBostonから発送されるという遅延に巻き込まれました。ある程度、予期はしていましたが、仕方ありません。そのおかげで午前中の講義はよく聴けました。2時30分pmから箱の開梱、移動を開始し、磁石温度は25℃。4時に配線完了で磁石は26℃。FIDを出してから1分後にオンレゾ、10分後にはプロジェクションで画像を取得して勾配コイルの動作を確認、4時30分でもまだ20kHzほど周波数が高いので、これ以上の調整は、明朝に持ち越すことに合意。このMRI装置は、2000マイル超の陸路を走り多少の手傷は負っていますが、開梱後2時間以内でよく動くものだと感心します。
明日はあさから小さいマウスのイメージングを練習し、午後は参加者へのデモ、夕方から装置の撤収とパッキング。という忙しいスケジュールになっています。

nanoMR 5.5M-USDの投資を獲得

Update : 2008年07月01日 (04:05 AM)

米国のnanoMRという会社がSeriesAの投資(5.5M-USD、約6億円)を受けました。
nanoMRは、福島ラボの営利部門であるABQMR社の特許と、ニューメキシコ大学らの緩和試薬のテクニックを中心に設立された会社であり、人間を死に至らしめる血液中バクテリアをNMR+ナノパーティクル緩和試薬によって検出できる基本技術を持っています。弊社はABQMR社にNMR/MRIシステムのプラットフォームを提供しています。さて、今後どうなりますことやら。
キーワードは、NMR、ナノパーティクル、小型永久磁石ですね。ABQMRのA,McDowell博士によれば、
彼らの1Tesla小型NMR磁石は5mmギャップで、1ppm以下を軽く達成しているとか。彼らはmlオーダーのバルクの溶液を計測するわけではなく、ナノリットル程度の溶液のNMRをすることによって、独自性を出しており、単純にT2を計測しないところが非常に賢い工夫に思えます。つまり、CPMGでT2を測るだけでは、検出感度はあまく、その小さな差から優位差を出してゆくのは非常に困難であることが原因です。nanoMRと類似した会社であるT2Biosystem社が、Boston市にありますがこちらはCPMGによるT2計測と緩和試薬の組み合わせです。ゆっくり観察してゆきましょう。以上。

Jackson Jab への道 (1T40mm-MRIシステムのパッキング)

Update : 2008年06月27日 (03:32 AM)

BLOG0626.JPG 1T40mm-MRI装置のパッキングが完了しました。只今、運送屋さんを待っているところです。右手にコンソールラック、中央下に1T40mm磁石(80kg)、その奥にモニタ等の段ボール箱があります。左奥にあるのが、数年前の実験で磁石(200kg)を運んだ箱があります。ずいぶんと梱包も慣れてきましたが、磁石が軽いのが今回の作業を楽にしています。本日は26日ですが、30日午後にはJackson研究所に届くと聞いています。もちろん、故障や遅延が心配ですが、こればかりは仕方がないですね。撮像シーケンスは、昨晩にS氏から届き、ほぼ何の変更もなく動作確認が完了です。大変ありがとうございました。左の壁際であやしく写っているのが福島先生です。徹夜で磁石の梱包まで上手にしていただきました;敬服です。

ジャクソンラボ(Jackson-lab) 再びマウス用MRIのデモ

Update : 2008年06月19日 (05:08 PM)

JAX_first_image.jpg 米国ジャクソン研究所(BarHarbar)で開催される教育コースに、1.0T40mmのマウス用MRIを(再度)持ち込みます。数年前の秋に、弊社の永久磁石MRIである1T60mmを持ちこみ、最初にライブマウスの実験をした場所でもあります。これが現在のMRminiSAにつながっておりますので是非ともまた成功させたいところ。添付画像は、その最初に生きたマウスの撮像に現地で成功した時の画像です。3D-SEのわずか16枚スライスに、T1W画像で30分超、T2Wでは3時間も積算してようやく画像が撮れました。興奮して協力会社のA氏にダイアルアップの細々した接続でなんとか日本までemailさせていただいたのを憶えております。当時、生きたマウス撮像をつくばでも成功したことはなかったのですが、JAXで気化麻酔器に出会い、1時間超の信号積算が生きたマウスで可能になったことが勝因です。今回も米国のMRI関係のみならずイメージングの有名な先生方がいらっしゃるので、装置の良さをアッピールしてきたいと考えております。ということで、2008年6月25日から7月4日まで10日間は米国出張で不在です。
番外: Bar Harbarは本当に遠いですがいわゆるMaine-Lobsterは絶品でこれに関しては行く価値はあります。他の食べ物は・・・。茹でたロブスターをメルトバターなどにdipして食べると妙に美味。寒い土地ですので高カロリーが好まれるのでしょう。ところで、この海老を食べる時には甲殻類ですので甲羅をはずしていかなくてはなりませんが、割れるパーツがズワイガニと結構似ていて、食べてみると驚きます。子供の頃にカニに関してはさんざん食べ方を躾けられましたがまさか米国で役に立つとは思いませんでした。ちなみに1匹20USD程度です。

トマト(tomato、赤道直径72mm)の撮像 またまた リウマチ用MRI

Update : 2008年06月09日 (10:47 PM)

tomato_dia72mm.jpg 3D-GE;TR/TE/FA=40/5ms/55°, 16min, 256x128x96 zipped to 256x256x192 of (400um) cubed. 
トマトのMRIは知る人ぞ知る、難しい撮像です。つまり、トマトの果肉のT1,T2が長く、臨床用MRIのつもりで、軽くTR=1000msや2000msなどを設定して撮像しようとすると、全く思い通りのコントラストがつかない。T2コントラストを得たいなら、TR=3秒~5秒は当たり前。さらに、高磁場でのトマトの画像取得の経験がある人では、T2減衰による果肉部分の信号低下の印象が強く、低磁場での画像コントラストをお見せしてもなかなか納得いただけない。本日は、まずは高速な高分解能撮像ということで、トライしてみました。TRが短いのにも関わらず、ゼリー状部分が高インテンシティになっているところが面白いです。このトマト、実は遊びが施してありまして、トマトの端に”一粒のゴマ”が押し込んであります。興味のある方は読影してみてください。それにしてもこのトマトの断層画像は奇妙な模様ですね。今晩も半田(Ph.D.学振特別研究員)さんありがとうございました。以上。

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